NFLabs. エンジニアブログ

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短期インターン(DEF CON CTF Qualifier 2023挑戦&事務局サポート)を開催しました!

研究開発担当の橋本です。エヌ・エフ・ラボラトリーズでは、2023年5月28日から29日までの2日間、NTTグループからの有志CTFチーム(Team Enu)のメンバーと共に問題に対する挑戦とチームサポートを行う、実践型インターンシップを開催いたしました。

参加者各位から「体験した感想」等を寄せていただきましたので、ここにご紹介させていただきます。

インターンシップ実施時の様子(写真)
インターン実施時の様子

浅沼 秀俊さん

私は普段、研究室のメンバーと少人数で難易度の低めのCTFに挑戦していましたが、今回はTeam Enuのメンバーの皆さんと一緒に、多くの人数で高難易度のCTFに挑むという新たな経験をさせていただきました。CTFの解法や使用するツールの発想方法、大勢で作業する際の情報共有や役割分担など、様々なことを見て学ぶことができました。自身もCTFの問題に挑戦したり、ノートを残したりするなど、チームの一員として積極的に参加することができて、非常に楽しかったです。また、懇親会などの場面で皆さんと交流することもでき、それも素晴らしい経験となりました。

今回の学びを活かして、より自己を磨いていきたいと思っています。短い二日間ではありましたが、非常に貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。

石森 大路さん

Team Enuのメンバーと共にDEF CON CTF Qualifierに参加しました。昨年から本格的にCTFの勉強を始め、趣味であるWeb開発やサーバー管理の知識を活かして、主にWeb分野の問題に挑戦しています。

今大会で出題された問題は、まさに難問揃いでした。私が得意とするWeb分野の問題も複数出題され、一部の問題ではフラグの一歩手前まで進むことができましたが、残念ながらフラグの獲得までは至りませんでした。

しかし、見識の高いTeam Enuのメンバーと共に様々な分野の問題に挑戦し、交流する機会を得ることができました。これは大変貴重な経験であり、今後の活動においても励みとなります。

大迫 勇太郎さん

今回のインターンシップではTeam EnuとしてDEF CON CTF Qualifier 2023に参加しました。
苦手なReversingのスキルが要求される問題が多く、問題の本質に辿り着くまで苦戦しました。普段であればこの種の問題を回避してしまいがちですが、自分のスキルを試す良い機会だと思い、挑戦しました。結果として、問題解決に没頭しすぎて気づかないうちに日が暮れてしまうほどでした。

インターンシップ終了後は、完全に力尽きてしまいましたが、他のインターン生やNFLabs. 社員と楽しく交流する機会があり、またひたすら問題に取り組むこともできました。充実した2日間を過ごすことができました。

滝上 耕平さん

短期インターンとして2日間、Team Enuに参加し、DEFCONに挑戦しました。問題はrev(リバーシング)を含む他の分野との組み合わせや難解な問題が多く、何もできない問題が多くて悔しい思いをしました。しかし、Team Enuのメンバーは次々に様々なアプローチやテクニックを試して問題を解決しており、改めてセキュリティ業務を日頃から行っている方々の素晴らしさを実感しました。

現地でこのような経験をすることができたことは非常に良い経験であり、CTFへのモチベーションをさらに高めることができました。この貴重な機会を与えていただき、本当にありがとうございました。

中矢 悠貴さん

今回、私は短期インターン生としてTeam Enuのメンバーと共に2日間のDEFCONに取り組む機会をいただきました。
DEFCONという世界最大のCTFに対して、チーム内での情報共有や問題の分割など、連携しながら様々なツールを用いてプログラムを解読する様子を見ることで、自身だけでは得られなかった学びを多く得ることができました。

日々進化するセキュリティ分野において、攻撃者がセキュリティホールを突く技術も増えています。このインターンシップを通じて、セキュリティとは何か、そして安全とは何かについて再考する機会となりました。セキュリティに関する深い理解と意識を高めることが重要だと実感しました。

最後に、貴重な経験をさせていただいたNFLabsさんとTeam Enuの皆さんに心から感謝申し上げます。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

松浦 巧さん

今回のインターンシップでは、トップレベルのセキュリティ技術者や学生CTFプレイヤーの方々の取り組みを間近で見ることができ、非常に刺激的な経験でした。1つの問題に対して粘り強く挑み続け、徐々に手がかりを得ていく様子は印象的で、見習わなければならないと感じました。また、サポート体制が素晴らしく、CTFに没頭するために不必要なことを考える必要がない環境が整えられていたことにも感銘を受けました。

個人的にもっと成長し、より多くのフラグを獲得できるように精進したいという気持ちを強く抱きました。

最後に、この貴重な機会を提供してくださったNFLabs.の皆様に感謝とお礼を申し上げます。

山田 裕彌さん

今回、Team Enuの一員としてDEFCON予選の問題に取り組み、チームのサポートをする機会をいただきました。
個人的には問題を解くことはできませんでしたが、NTTグループの社員の方々が問題を解く過程を間近で見ることができ、非常に貴重な経験となりました。
また、SlackやCTFNoteを使った情報共有の方法なども学ぶことができ、とても有意義な二日間でした。Team Enuの皆さん、本当にありがとうございました。

最後に、NFLabs方々には大変お世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。

湯浅 潤樹さん

今回、Team Enuの一員としてDEFCON予選に参加させていただき、特に感じたことはチームメンバーの方々の広範な知識と高い技術力です。私は期間中、Artifact BunkerというWeb問題に取り組んでいましたが、チームメンバーから出てくる解法の発想は私が思いつかなかったものばかりでした。また、問題に対して迅速にexploitを書いて試行するスピードも非常に速く、総合的な力量の高さを感じました。

さらに、チームメンバー間のコミュニケーションも密に取られており、連携の面でも優れたチームであることを実感しました。今回のTeam Enuの一員としてDEFCON予選に参加できたことは、私自身が今後のCTFへの取り組みにおいて非常に刺激的な経験となりました。

本当にありがとうございました。

yu1hpaさん

インターン生の中には、某大学CTFチームのメンバーが多く参加しており、ほぼ合同チームとして活動していると感じました🐊。初日は問題を認識し、インターンシップ参加メンバーと交流を深めることに集中し、あっという間に一日が終わってしまいました。二日目の朝には、ChatGPT系の問題がリリースされており、眠たい朝の刺激として良い問題だったと思います。その後も問題解決に貢献できたことが嬉しかったです。そして最終日の夜、諦めずに苦しんでいた問題を解いていく皆さんの姿には本当に感動しました。

最後に、今回の機会を与えていただき、心から感謝申し上げます!