はじめに
お世話になってます!研究開発部の林です!
私が所属する開発チームでは、セキュリティ教育プラットフォームの開発を行っております。
本稿では、当チームに参加していただいているインターン生たちの生の声をお届けます。
当チームでのインターン
当チームでは長期・短期合わせて10名以上のインターン生が活躍しています。 携わる業務としては、
Vue.js / Django 等を用いたWebUI/API開発
FastAPI / Terraform / AWS 等を用いたインフラ自動化
Docker / Python / PHP 等を用いたセキュリティに関する演習問題の作成
など多岐に渡り、インターン生の希望や得意分野に沿って業務が割り当てられます。
インターン生の成果物は全て、社員が責任を持ってしっかりレビューしています。 また、インターン生は全員フルリモートのため、業務中はいつでもSlackで気軽に質問・通話できる状態にしています。
リモートでのコミュケーションを円滑にするために、リモートランチミーティングなども実施し、社員とインターン生、またインターン生同士がフランクに交流できる場も設けています。 また、任意参加のチーム内勉強会も開催しており、業務や技術に対する理解を深める機会もあります。
加えて、1~2ヶ月に一回、社員が1on1を実施し、困っていることや悩んでいること、取り組みたい業務などをヒアリングし、業務改善やアサインの参考としています。
インターン生の声(アンケートより)
インターン業務の改善に際し、年度末にインターン生を対象にアンケートを実施しました。その中からいくつか紹介いたします。
このインターンを周囲に勧める可能性はどの程度ありますか?その理由は?
ポジティブな意見
実施できる業務内容に幅があり、色々チャレンジできるから。
複数人での開発の経験ができ、雰囲気もよいから。
ネガティブな意見
演習問題作成の場合、内容がセキュリティに寄っているため、セキュリティに興味がないと大変。
仕事をするうえで必須となるスキルセット(gitの操作やプログラミングスキルなど)を持っている人が限られてしまう。
確かにセキュリティという分野の特性上、興味や熱意は普通よりは必要かもしれません。
また、最低限の技術力は必要です。ただ、こちらに関しては社員がサポートしますし、ChatGPT4.0も使えるのでハードルは下がってきているかなと思います。
メンバーからのサポートや指導はスキル向上やプロジェクトへの理解を深めるのに役立ちましたか?その具体例は?
ポジティブな意見
- (演習問題の作成では)現実的なシナリオを目指しているため、実務的にあり得る話など(中略)アドバイスをよくいただき、問題作成だけでなく、自身の学びに役立った。
- レビュー時には、より良いコードの書き方の指南をしていただけた。
- 演習のwriteupに関する技術的な内容の補足など、幅広くサポートいただけた。
- 開発する上で(中略)わからないことがあった時に相談がしやすかった。 レビューでも的確なコメントをもらえている。
ネガティブな意見
特になし。
こちらはポジティブな意見が多く、メンバーとしても嬉しい限りです。ただ、社員の手が回らず対応やレビューが遅れることが何度かあったので、そこは課題かなと思います。
改善のための提案があれば教えてください。
- プロジェクトの全体像が把握しずらい。プロジェクトがどのような構成となっていて、それぞれのディレクトリがどの範囲を担当しているのかなどが可視化されていると把握しやすい。
- (インフラ・WebUI/APIだけでなく)演習問題制作の方にも関わりたい。
ソースコードとしては合わせて数万行におよび、開発速度も速いため、キャッチアップの困難さは大きな課題です。リファクタリングやドキュメント整備などで改善はしていますが、それでも追いついていないのが現状です。
また、開発Issueが山のようにバックログに積まれてるので、腰を据えて取り組む必要がある演習問題の作成より、機能開発を優先してもらうケースもあります。 どちらも来年度は改善していければと思います。
おわりに
嬉しい声が多くあった反面、社員の我々としては課題も見えました。 (また、今回は実名アンケートだったため、言えなかったこともあったかもしれません。。。)
今後もインターン生が心地よく働けるように改善していければと思います。
来年度も話題のLLMを始め、更に多くのワクワクするような技術に取り組んで行く予定です。 今後も開発模様を発信していきますので、当社に興味を持っていただければ嬉しいです。