はじめに
みなさん、こんにちは!教育ソリューション担当の片山です。
弊社ではBootUP研修(セキュリティの基礎研修)や高度技術研修(セキュリティの応用研修)という研修を年に2回開講しています。
2024年度は11期と12期の研修生を送り出すにあたり、修了式を行いました。
修了式の様子をお伝えするとともに一年間の研修を振り返りたいと思います。
証書授与式
修了式第一部では弊社社長の小山より挨拶がありました。はじめに、本研修が6年間にわたり継続して開講されていること、そしてその卒業生が講師として後進に知見を受け継いでいるという、本研修の継続的な取り組みの歴史についてご紹介しました。続いて、BootUP研修で2か月、高度技術研修に進んだ人はさらに6か月という長い期間の勉強研修を乗り越えたこととその努力を労いました。さらにこの研修で培ったものを活かして今後の業務で出会う困難を乗り越えて欲しいと激励の言葉を述べられました。

続いて、研修生一人ひとりに証書が手渡されました。こちらは社長直筆のサイン入りデザインです。

研修生による発表
修了式第二部では、研修生からの発表が行われました。はじめに、BootUP研修を終えた後OJTに励んでいた方から業務内容が共有されました。研修修了後、脆弱性診断やインシデントハンドリング、セキュリティガバナンスなど多岐にわたる業務を担当し、BootUP研修で学んだ知識を存分に業務に生かしている姿が見受けられました。

続いて、高度技術研修の修了生により、研修中に直面した困難とそれを通して得た学び、今後の抱負を発表しました。

懇親会
修了式第三部では懇親会が行われました。事前に投票して選出された最も活躍した研修生により乾杯の挨拶がされました。研修生どうしで教え合っていたエピソードなどが共有され、弊社研修で目指しているアクティブラーニングが実践できたことが感じられました。

また、講師と研修生が和やかに会話を交わし、研修中には聞けなかったような率直な意見や裏話も飛び出すなど、交流が生まれていました。

講師として研修を振り返って
2024年1月から11期、12期の研修に向けた準備を始めました。例年であれば準備期間は資料のブラッシュアップや環境構築に時間をかけます。しかし、2024年度は研修生の人数が前年度の倍以上になるということで、研修を1クラス開講から2クラス開講にすることが決定されました。それに伴い講師の人数も増やしましたが、約半数が新任講師という状況だったため、準備期間は講師の育成も並行する必要があり大忙しでした。そうしたなかでも準備をしっかりと進め、5月には11期のBootUP研修・高度技術研修が無事スタートしました。続いて7月からは12期の研修が始まると、11期と12期あわせて4クラスが開講されている状態となり、常に講師業務に追われる日々でした。大変でしたが、振り返ってみると充実した日々だったと思います。
研修が始まった頃はセキュリティを全く知らなかった研修生たちでしたが、研修が進むにつれて特定の分野では講師をも上回る知識や技術を身に着けた研修生がたくさんいて、非常に嬉しいと思う反面こちらも負けてられない気持ちになりました。
こうして成長された研修生が新天地でセキュリティのプロとして活躍くれることを期待しています。